ブリキ缶は19世紀初頭の英国がはじまり

金属缶のはじまりは缶詰でお馴染みのブリキ缶といわれ、19世紀初頭にイギリスで考え出されたもので、その後特許を取得し数年後には世界初となる缶詰工場が作られたことはよく知られています。

ブリキ缶の食料保存として優れていることを証明する逸話として残っているのが、20世紀初頭の北極探検で持ち込まれた缶詰が、数十年経たのち偶然見つかり中の食材に異常が見られなかったというものです。

北極という自然の冷凍保存という環境とはいえ、当時ではブリキ缶の優秀性を証明するには十分だったと予想されます。

当初のブリキ缶は長方形の板材が使われ、胴部・底・蓋と順番にはんだ付けするもので、密封したブリキ缶をお湯の中で加熱し、容器が膨らんだところで蓋に穴を明け、蒸気を逃がしたのち穴をはんだ付けで塞ぐものでした。