マイクロプラスチック汚染と包装①
エレンマッカーサー財団の報告書・The New Plastics Economy・Rethinking the Future of Plasticsの中で、現状のペースでプラスチック廃棄が増加し続ける場合、2050年までに世界の海洋へのプラスチック廃棄量は魚類の量よりも多くなることを報告して注目を集めました。報告書ではまた、世界中でリサイクルされているプラスチック包装はわずか14%しかないことを訴えています。エレンマッカーサー財団は、多くの国で生産・販売されている酸化型分解性プラスチックが安全に生分解されずに小片に断片化され、マイクロプラスチック汚染に原因しているという重要な証拠があることを発表しています。すでに世界中の150以上の組織が、世界中の酸化型分解性プラスチック包装を禁止するという声明を支持するそうです。