PET樹脂を食べる微生物と包装①

PET樹脂は、飲料ボトルや食品容器に使われています。これが散乱による環境破壊、環境汚染の原因として最悪なものと考えられています。使用済みのPETボトルは主にリサイクルするために回収されています。

ただ、その多くが埋め立て廃棄もされずに散乱しているというのです。その量は年に数百万トンに上ると言われています。近年では特にプラスチック粒子による海洋汚染が環境問題として取り上げられています。

そこで日本の研究者が、環境に優しい解決策を発見しました。それがPET樹脂を食べてしまうバクテリアです。バクテリアがPETを分解してくれるのです。PETの利点は、耐久性に優れているということです。

自然化にはPETを分解する酵素が存在しません。なのでいつまでも残ってしまうのです。このPET樹脂を食べるバクテリアを取り出すことに成功したのです。