モノを大事にする心

産業革命以前の江戸時代の生活用品はすべて手作りでありました。現代のように大量に商品を作ることができないので、生活必需品が壊れると人々は、修理屋などに持ち込んで何度も修繕を行ったそうです。そういた事情から江戸の町は、数多くの修理屋さんが立ち並んでいたようです。またこれ以上修理できないとなった場合でも、部品を再利用したり、思い切って別のものにつくり変えることで新たなモノを作り出すことで「ごみ」を排出することを極力避けるような生活を送っていたようです。現代人の暮らしのなかでは、雨が降ればコンビニで使い捨ての傘を買い電車のなかに傘を忘れても探す人はごくわずかであるようです。使い捨てのモノが大量に流通しているので、無くしたものを探したり、壊れたものを修理するような人びとの姿は消えつつあります。道具やモノを大事に使う習慣は、江戸の町の資源をリサイクルするシステムとして、大都市を築きあがたのかもしれません。江戸の町の人々は資源が無限ではなく有限であることを知っていたのでしょうか。2020年現代の日本国内においてレジ袋の有料化がはじまりました。皆さんはこのような社会のしくみをどのように感じていらっしゃいますでしょうか。現代のような過剰な包装は存在しなかった江戸の町のように、「ごみ」を減らし、モノを大切にする習慣が現代人の心にも芽生えたら…、などと願いをもって最近ではエコバッグの代わりに風呂敷を持ち歩いている筆者であります。